エコフィードとは
食品循環資源を原料にして加工処理されたリサイクル飼料のことで、“環境にやさしい(ecological)” や “節約する(economical)” 等を意味する “エコ(eco)” と、“飼 料” を意味する “フィード(feed)” を併せた造語です。(公益社団法人中央畜産会 エコフィード情報のページより)
資源を有効活用するという点で地球環境にやさしいのはもちろん、日本の飼料自給率を高めるという点でもたいへん有益な飼料です。
勿体ないを価値あるモノへ
衣食住の1つである『食』
これは私たち人間が生きていくうえで、欠かす事は出来ません。
そんな『食』を支える数多くの食品製造会社や食を扱う企業で
「食べられる状態のものを捨てる」という「食品ロス」が問題化しています。
経済的な発展をもたらした一面、食品の生産・出荷量を増やしたために
『食品廃棄物』として無駄になっているのが現状です。
増大する廃棄コストと環境負荷
日本の食品製造業から出荷された商品全体から
年間2700万トン超の食品が廃棄されており
その廃棄コストは単純計算で1,800億円以上といわれております。
企業には出荷額の損失(仕入れまたは生産コストの損失)の他に
廃棄コストも計上されることになり経営のコストは増大しています。
また食品ロスが環境へ与える影響として
水分を多分に含む食品ゴミの焼却は温室効果ガスの発生原因となります。
食品廃棄物の処理方法は多くの場合が焼却であり
気候変動への対策が注目を浴びる中、食品廃棄物を減らすことが
温室効果ガスの発生抑制につながることになります。
当社のエコフィードの製造工程
社会に優しい巡りを。
某大手食品会社は
年間3,000万円のコスト削減に
成功!
某大手食品メーカーで排出される廃棄品や過剰品ですが、当社と取引するまでは昔からの処理方法で大幅なコストをかけている状況でした。
ここで、当社が様々な提案を持ち掛けた際も、半信半疑のような空気間でしたが『廃棄の仕方にひと手間かけて頂くことで大きく変わる可能性が見出せる』と長く営業をかけた結果、取引に繋がり大幅なコスト削減という結果が出ました。
すべてにおいて改善できるとは限りませんが、微力ながらでもお力添えできる体制をとり、日々精進していきます。